日本人が台湾に来たら必ず食べるであろう台湾ごはん、「小籠包」。
今では日本でも食べられるお店が増えていますが、台湾に来たらやっぱり本場の小籠包を食べたいですよね。
台湾では、「湯(タン)」=スープを「包(バオ)」=包むという意味の「湯包(タンバオ)」と表記するお店もあり、厳密に言うと皮の厚さや発酵の有無・スープにゼラチンを入れるかどうかで呼び方が変わるそうですが、実際その定義は曖昧なようです。
今回は、中壢中心部からは少し離れていますが、バスやYouBikeなどで行くことのできる中壢周辺の小籠包店を2軒ご紹介します!
「台湾で好きな食べ物は?」 という質問の答えにきっとあがるはず、 「小籠包」! 旨みたっぷりの豚肉餡にあふれ出す熱々のスープ。今では日本でも食べられるお店が増えていますが、台湾に来たらやっぱり本場の小籠包を食べたいですよね[…]
ふわふわ生地が美味しい 彭記小籠包

1軒目はこちら、ふわふわな生地が美味しい小ぶりの肉まんみたいな小籠包のお店、
「彭記小籠包(ポンジーシャオロンバオ)」。
台湾のテレビ番組でも紹介された知る人ぞ知る有名店です。
午前中のみの営業で、朝6時からオープンしていますが、毎朝早くから朝ごはん用に買い求めるお客さんで店先は賑わっています!
店に着くと、目に入るのはひたすら小籠包をみんなで包む従業員たちの姿。大きな声で注文をさばく奥さんがひと際目立ち、活気に溢れています。
店内飲食用のテーブルは奥にわずか2つしかなく、その内の1箇所も店の作業スペースになっていましたが、並んでいるお客さんはほぼ全てが持ち帰りのようで、空いている席にすぐに座れて、間もなく蒸し立ての小籠包が運ばれて来ました。

アツアツふわふわな小籠包が8個で80元!
一緒に注文したミルクティーならぬソイティー「紅茶豆漿」20元とともにいざ実食です。
見た目が肉まんっぽいので手でいきたいところですが、熱すぎるので箸で割って熱を逃します。

食べてみると、臭みが全く感じられない新鮮な豚肉とネギとのコラボがとっても美味しいです!
肉汁スープはほぼないですが、やはりこちらのお店の強みはふわふわな「皮」にあり!と思いました。

欲張って8個入りを注文したのですが、ボリュームがある厚い皮のため結局食べきれず、残した分は袋をもらって持ち帰りました。(笑)
場所はやや中心部から離れたところにありますが、桃園空港MRT老街溪駅A22からYouBikeで7分、徒歩22分なので、行ってみると意外とそんなに遠くは感じないと思います。
彭記小籠包(ポンジーシャオロンバオ)

薄皮にスープたっぷり!允記手工湯包

続いてこちら、薄い皮にたっぷりの肉汁スープが閉じ込められた湯包のお店、
「允記手工湯包(ユンジーショウゴンタンバオ)」。
小籠包の肉汁スープが大好物な方に、是非おすすめしたい1軒です!
こちらのお店、住所は中壢区ですが、場所は台湾鉄道で中壢駅から一駅お隣りの內壢駅方面にあります。ただ、內壢駅からも歩いて20分程かかるのでかなり行きにくい場所です。
內壢駅からYouBikeに乗って自転車で行くと5分程ですが、YouBikeの返却スポットは店から徒歩3分の距離にあります。
(ちなみに桃園市内はYouBike1時間無料です。)
中壢中心部からYouBikeで行っても20分程かかるのですが、なぜ私がこの店を見つけたかと言うと、実は3ヶ月に一度通院で訪れる病院の近くにあるんです。
病院に行く時は、中壢から1番か229番のバスに乗りますが、バスで行ったとしても前後でバス停から結構歩くので、食べに行ってみようと思われる方は覚悟して下さい。(笑)
それを踏まえて、いざ実食です!
見て下さい!わかりますか?!この肉汁スープたっぷり感!!!

皮が薄いので破れないように気を付けて1粒つまみます。(中にはたまにすでに破れている場合もあります^^;)
薄い皮ですが、もちっとしていて皮も美味しいです。

レンゲの上でそっと割ってみると、あふれ出す肉汁スープがたっぷり!こぼさず食べるのは至難の業です。
こちらも1軒目同様豚の臭みは全くなく、旨みもたっぷりです!

台中出身の夫共々、私たち夫婦の今「中壢ナンバーワン湯包」は、何を隠そうこちらの「允記手工湯包(ユンジーショウゴンタンバオ)」です。
※「中壢で」という但し書きと、「今のところ」という前提をお含みおき下さい。
おかげで、3ヶ月に一度の通院が楽しみでなりません。
旅行で訪れる方にはかなり行きにくい場所かと思いますが、駐在など台湾在住の方で興味がありましたら、是非行ってみて下さい。
允記手工湯包(ユンジーショウゴンタンバオ)

