台湾式おにぎり「飯糰(ファントァン)」を食べたことありますか?
注文してからその場で握ってくれるあつあつの飯糰。白いお米はどの店も「もち米」を使っていて、日本では黒米と呼ばれることが多い「紫米(ズーミー)」も選べるのが一般的です。具だくさんでボリュームたっぷりの飯糰は、外食文化の台湾で代表的な朝ごはんとして人気です。
台湾鉄道・中壢駅前の飯糰屋さんは、通勤通学前に買っていく人で毎朝賑わっています。私も朝早く鉄道に乗って出掛ける時は、この店の飯糰が楽しみのひとつです。
おすすめは、看板メニューの「招牌飯糰(ジャオパイファントァン)」45元!

「招牌飯糰(ジャオパイファントァン)」に入っている中の具材は、肉でんぶの「肉鬆(ロウソン)」、台湾切り干し大根とも呼ばれる漬物の「菜脯(ツァイプー)」、揚げパンの「油條(ヨウティァオ)」、それからほかではあまり見ないベーコン=「培根(ペイグン)」が入っているのがこの店の売りです。塩気の効いたベーコンがお米とよく合い、大きな台湾式おにぎりもぺろっと食べてしまいます!
これだけでも十分なボリュームですが、+10元で卵の追加トッピングができ、揚げ焼きした目玉焼き=「荷包蛋(フーバオダン)」か、煮卵の「魯蛋(ルーダン)」のどちらかが選べます。さらに私は+5元で紫米にしてもらうのが定番です。

台北や台中の有名人気店では、朝から行列に並ぶ光景をよく目にしますが、ローカルな中壢で長い列を見たことはありません。多い時で5~6人が店を囲むように立っていますが、注文するとものの1~2分でサッと握りあげてくれます。中壢で台湾式おにぎりが食べたくなったら、是非チャレンジしてみて下さい!
超二代飯糰

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