台湾通なら誰でも一度は食べたことがあるはず！「豆花」。柔らかく口どけのよい豆腐をデザートにした台湾の代表的なスイーツで、最近では日本でも東京・大阪の都心部に限らず、横浜・千葉・熊本など日本全国あちこちで出店する日本人オーナーさんも増えています。タピオカ・ピーナッツ・芋団子など、様々なトッピングをチョイスできるところが多く、毎回いろんなトッピングを試してみる楽しさもありますし、中にはお気に入りのトッピングを毎回決まって選んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか？
台北では人気の有名店に観光客が集中して長い列を待たないと食べられない…なんてこともありますが、中壢ならばそんなことはありません！笑 ですが決して美味しくない訳ではなく、台北に劣らない美味しさで、地元のお客さんが連日絶えません。そんな中壢で人気の豆花店の１つ「徐記新街天然豆花」は、交通量の多い幹線道路に面して建つ廟「仁海宮」のすぐ目の前。道行く人や、お参り帰りの人が次々に訪れる地元に愛される豆花店です。
この日はトッピングに、タピオカ・あずき・粉粿（フングイ）をチョイス。粉粿とは、サツマイモ粉やキャッサバ粉に時には片栗粉を加えてゼリー状に固めたもので、甘さは控えめ、ぷにぷにもちもちとした食感がクセになるトッピングの一品です。こちらのお店のタピオカは小粒でぷちぷちとした食感が面白く、またあずきは一般的な大きさよりやや大きめな小豆と、その倍以上の大きさの花豆とを二種類煮てあり、ちょっぴり得した気分が味わえます。ほんのり甘いシロップは程よい甘さでつい最後まで飲み干してしまうでしょう。
コンパクトに街歩きを楽しめる中壢ですが、地下鉄はなくバスかシェアサイクルかひたすら歩いて回ることになると思いますので、歩き疲れたら一休みに立ち寄れるポイントとしてもチェックしてみて下さい。
徐記新街天然豆花
