台湾在住日本人にとって、恋しくなるのがやっぱり日本食。
台湾では親日家や日本食ブームなどの影響もあり、台北に限らず各地に日本食レストランがたくさんあります。
台湾人の口に合わせた日本食だけでなく、日本人が慣れ親しんだ本格的な日本食を食べられるお店も増えてきていますが、レベルが上がるほど値が張るのも確かです。
そんな中、中壢で本格寿司おまかせコースがサービス料なしの1人1,500元と、比較的リーズナブルな価格で食べられる隠れ家的なお店をご紹介します!
そのお店は、台鐵中壢駅前から徒歩5分。駅周辺のやや狭い路地を右へ左へ曲がっていくと、“こんなところに?!”と思うような場所にひっそりと佇んでいます。
お店の名前は「行雲庵板前」。台北の店で日本人師匠のもと数年修行した後、地元中壢へ戻り開業したというオーナーシェフによる趣向を凝らした品々がふるまわれます。
3月誕生日だった私のお祝いに、今回2回目の来店で行ってきましたので、その時のコース内容をご紹介していきたいと思います!
お通しの酢漬け大根が出て来ると、続けて1品目「青森県産ホタルイカの串焼き」です。甘辛い味付けでした。
2品目「鹿児島県産ブリの刺身」。脂ののったブリが口の中でとろけました!
3品目「北海道産牡蠣」。全く臭みがなく、ポン酢のジュレがよく合います。
4品目「トリュフ風味チーズ茶碗蒸し」。トリュフの香りがふわっと鼻に抜けて、程よいチーズのコクがマッチした茶碗蒸し、とっても美味しかったです。
5品目「イカとウニの和え物」。パンチの効いたウニの濃い味付けは、思わずビールが飲みたくなるようでした。
6品目「兵庫県産サバの手巻き寿司」。炙りの香りが香ばしく、フレーク状の塩で頂きます。
7品目「メヒカリの炙り」。脂がのっていて舌でとろけました。鰻のたれのような濃い味のタレで、炙りの香りも最高でした。
8品目「ウニと穴子の手巻き寿司」。炙り穴子は香ばしく、脂ものっていてウニとともにとろけました。
9品目「海老と鯛しんじょうの胡麻煮込み葛切り」。非常に凝った一品です。赤海老と鯛のすり身の団子と葛切りの煮込みが胡麻の香りをまとい、風味高くほっとするような味でした。
10品目「北海道産帆立」。炙った帆立を海苔と頂きます。ほんのり柚子胡椒の風味でした。
11品目「北海道産甘えびの握り」。甘くて身の柔らかい甘えびがとろっと口の中に広がりました。海老好きにはたまりません!しゃりの粒立ちも丁度良い加減で文句なしです。
12品目「長崎県産クロマグロの握り」。ネタは大トロの上にネギトロものっています。口の中いっぱいに広がり、とろけていきました。以前別の店で“台湾でもうマグロは食べない”と誓ったのを撤回します。(笑)
13品目「炙りエンガワ明太子のせ」。実は個人的にそんなに好きなネタではないエンガワ。(笑) 見事に覆されました!大袈裟ではありません!身も大きくふっくらしていて、炙りによって脂がとろけて、すごく良い風味でした。
14品目「タラバガニと玉ねぎのバター和え」。しっかりカニでした。バターはしつこくなく、程よい絡み具合でした。
〆のご飯もの、15品目「台湾産鰻といくらのちらし寿司」。日本にも多く輸出している台湾産鰻、弾力のあるしっかりとした身で美味しいです。しゃりは一粒一粒粒立ちが良く美味しかったです。
16品目はご飯と一緒に汁物「台湾ハマグリと豆腐の味噌汁」。ワカメとネギも入り、落ち着く定番の味噌汁の味です。台湾によくある甘い味噌汁ではありません。(笑)
17品目はデザート「ティラミス」。すでにお腹はいっぱいでしたが、あっさりと食べられてしまうサイズでした。
以上17品!品数もさることながら、一品一品手の込んだ仕事が施された食べ応えのあるコースでした。コースはその時期の旬の食材を使ったメニューで、季節に応じて内容は変わります。また次回、違ったメニューを食べるのも楽しみです。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター9席のみ。完全予約制で、Googlemapのリンクから予約できます。お酒の持込み料金は、1本200元です。
台湾に長く住み日本食が恋しくなったら、中壢でちょっとおしゃれなおまかせ寿司コースを、是非食べに来て下さい!
行雲庵板前
